ランニング時の日焼け対策-2

丸福繊維:ランニング時の日焼け対策-2ヤケーヌ
丸福繊維:ランニング時の日焼け対策-2

ランニングやジョギングの宿敵。それが紫外線です。
「リズムに乗ってきた」「今日は調子が良い」と走っていても、気になるのは日焼け。

今回は、ランニング時の日焼け対策を中心にご紹介します。
注意点や肌ケアのポイントもまとめて見ましたので対策と合わせて、参考にしてください。

1.日焼け止めクリームを塗り忘れない 

丸福繊維:日焼け止め対策

ランニング前は、日焼け止めクリームを塗るのが一般的といえるでしょう。
日焼け止めクリームには、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が含まれています。
これらは肌への紫外線吸収を抑え、高い日焼け止め効果を発揮しますが、敏感肌の人などには合わない成分が含まれることがあるので、お店にあるテスターを試してからにして決めるとよいでしょう。

日焼け止めクリーム選びには、以下のデータがあります。

出典:環境省「紫外線環境保健マニュアル」
出典:環境省「紫外線環境保健マニュアル」

SPF=紫外線B波への防止力(数字が大きいほど効果あり)
PA=紫外線A波への抑止力(+が多いほど効果大)

紫外線にはA波とB波があり、シーンによる日焼け止めクリームの使い分けも大切です。
ランニングやジョギングであれば、SPF=10~30/ PA=++。特に夏はSPF30以上あるものをオススメします。

2.早朝もしくは夕暮れ~夜に走る

ランニングは、早朝や夕方以降を選んで走る事も考えてみてください。
太陽が顔を出せば、紫外線は地球に届きます。太陽光が届くということは、日焼けの原因となるメラニン色素も誕生するからです。地域や季節で日の出/日の入りは異なりますが、紫外線量の少ない時間帯を狙うことは手軽な紫外線対策といえます。

ただし、天候(曇り)によって日射しが遮られていれば安全というわけではありません。
なぜなら、曇りでも紫外線は地面に届いているからです。曇りだからいって紫外線対策を怠るのは。これまでの努力が無しになるのでやめましょう。

3.日陰のないコースを避ける

丸福繊維:日陰のないコースを避ける

日陰のないコースもおすすめできません。
陰を作る樹木や建物のない道は、直射日光が常に降り注ぎます。さらに、空からの紫外線と、アスファルトの照り返し両方を受けるため、なるべく日陰の多いコースを選ぶと良いでしょう。

\ 参考例 /

少し大きめの公園の周遊コースがあるところは日陰が多かったりしますね。公園や河川敷の道に樹木があれば、日射しから守ってもらえます。

4.なるべく肌を出さない

丸福繊維:日焼け対策

ランニング時は肌の露出を減らしましょう。日光(紫外線)に当たれば当然日焼けへと繋がりますし、肌の露出が少なければ少ないほど紫外線をカットできます。通気性の高いUVカット機能付きのランニングウェアなどでする日焼け対策が良いようです。

特に夏場は吸汗速乾性にも注目が必要です。たくさん汗をかくと、ベタベタして服がまとわりつき通気性も悪くなります。吸汗速乾作用があれば熱中症対策にもなり、ランニングウエア内はいつもサラサラ汗を気にせず快適に自分のペースで走れます。

ランニングやジョギングにおすすめ!日焼け対策アイテム

メラニン色素が分泌され、そのまま色素沈着すれば日焼けします。
ここでは対策グッズを案内するので、チェックしてみましょう。

キャップ(帽子)をかぶる

キャップをかぶることで、頭皮の日焼け予防になり熱中症対策としてもとても有効。
メッシュ素材なら通気性も良く、キャップ(帽子)内に熱がこもりません。
さまざまなデザインがあるので、軽くて気に入ったものを選び手軽に始められます。

サングラスで目を守る

強い紫外線は目を刺激し、結膜炎や角膜炎を誘発する事が知られています。目から吸収された紫外線により、脳が誤作動「肌が紫外線を浴びた」と判断し、メラニン色素を生成するそうです。ということは、「いくら紫外線対策をしてもなぜか日焼けを起こしてしまう」という商品レビューを時々目にしますが、これが原因かもしれません。
肌対策と同様、サングラスで目からの日焼けも防ぎましょう。

長袖のランニングウェアを着る 

気候にもよりますが、長袖のランニングウエアを着る用心がけましょう。半袖Tシャツの下に、長袖インナーを着用しても 。半袖が好きな人は、アームカバーを使うことで肌の露出を減らす事も出来ます。

レギンスの着用

ショートパンツでランニングするなら、レギンスを履きましょう。日焼けから足が守られる他、色やデザインでオシャレなコーディネートにもできます。ランニングタイツには日焼け対策の他、膝や股関節の負担を和らげる優れモノもあり人気があります。どちらにしても、紫外線が足に当たらないよう注意する事が大切です。

UVフェイスカバーを使う

紫外線による日焼けを気にする人には、身体だけでなくフェイスカバーを使うのもおすすめです!首まであるUVカットマスクを使えば、首後ろの日焼け予防と同時に焼ける事による体力低下も防ぎます。

「マスクをつけたら息苦しいのでは…」と思った方はフェイスカバーでネット検索してみると良いでしょう。最近では口部分が大きく開いて走りながらでも水分補給が可能な商品もありますので探してみてください。ちなみに当店でもヤケーヌという名前でフェイスカバーを販売しています。

日焼け止めサプリを飲む

最近ではランニング前に日焼け止めサプリを飲む人も増えてきています。その種類も商品によって配合される成分はさまざま。

  • 抗酸化作用のあるポリフェノール
  • 美肌をキープするビタミンC・リコピン
  • 皮膚科医も認めるファーンブロック

体質や体調を踏まえ、成分を確認しながら選んでください。

日焼け対策の注意点

いままで色々紹介してきましたが。日焼け対策を徹底してやり過ぎると、熱中症のリスクが高まりますので気をつけてください。ランニングには通気性の良いもウェアを選び、体に熱がこもりやすくならないよう気をつけましょう。適度に水分を取り水分だけでなく、塩分補給することも意識してください。

ひとつ覚えておいて頂きたいのは、過度な紫外線対策をすることによるビタミンD生成の減少です。厚生労働省の提言では、1日必要なビタミンDの摂取量の目安は成人で5.5μgとされています。通常、一定の時間日光に当たれば必要なビタミンDは生成されます。しかしながら紫外線対策をすることで生成量は減少することは頭に入れておきましょう。

【冬の晴れた日:両手と顔を出した状態での実験結果】

出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

それでも、日焼けしたくない人は多いはず。ビタミンDの補充は、紫外線を浴びるだけではなく食物からとることも可能です。「きちんと日焼け対策をしたい」「短時間でも装備を外したくない」という場合は、食事から摂取する事を心がけてください。

ビタミンDが欠乏すると、糖尿病・高血圧・自己免疫に影響します。
自分に合った日焼け対策と食事を活用し、ランニング時の健康を保ちましょう。

ランニング後の日焼け対応

しっかり日焼け対策をすれば、ランニング時の紫外線も怖くありません。「日焼け止めクリームを塗り忘れた」という場合は、なるべく早めにクールダウンする事が大切です。水で濡らしたタオルや布で包んだ保冷剤で、焼けた肌を冷やしてください。不要な刺激を与えないようにほてりを取りましょう。

【日焼けのタイムスケジュール】

  1. 紫外線に当たった2~6時間後に赤くなる
  2. 6~48時間後に痛くなる
  3. 24~72時間で色素沈着を起こす

対応が早ければ、日射しを浴びても最小限の日焼けで済みます。

日焼け止めクリームを塗っているなら、ランニング後の早めの洗顔も大切です。
クレンジングオイルを使い、メイクは丁寧に落としてください。
日焼け止めクリーム・メイク・皮脂汚れが毛穴に詰まると、肌トラブルを起こします。
お肌のためにも優しく丁寧にケアするようにしましょう。

日焼け対策をしてランニングをenjoy!

身体の健康のためにもランニングやジョギングは効果的です。肌を白く美しく保つためにも、しっかりと日焼け対策をしてそれを続けましょう。
日焼け止めクリームで肌を守り、時間帯やコースを選んで、お気に入りのUVキャップやUVカットウェアに身を包めば、必ず日焼けは避けられます。正しい日焼け対策で、楽しみながら走ってください。


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