子どもと一緒に紫外線対策

ヤケーヌ

子育てをしていると、暑くても寒くても外に出て遊ぶことは欠かせません。家の中で遊ぶよりも体力を消耗してくれるので、生活リズムも整いやすいですね。

子どもと一緒に外に出ると、太陽が眩しいと感じたり、肌がピリピリしたりすることはありませんか?それは紫外線の影響を強く感じるようになった証拠かも。

紫外線は、地球環境があまり良くないため年々強まってきています。今は気にならなくても数年経つと出てくる症状もあるため油断はできません

今回は、子どもと一緒に紫外線対策をする方法を紹介します

年々強まる紫外線!対策しないとどうなるの?

紫外線を浴びたときに出る症状は、大きく分けて2種類。すぐに出るもの時間が経過してから出てくるものです。5年後や10年後も元気でいるために、今対策をしないとどうなるか、しっかり覚えてくださいね。

〈すぐに出る症状〉
  • 日焼け
  • 雪目

日焼けが起こりやすいのは、海水浴やバーベキューなど夏のイベント時の後、長時間外にいた場合に多く出ます。日焼けは、赤くなるだけの人もいれば、腫れ上がり水ぶくれができて火傷のようになってしまうこともあります。ひどくなると細菌が入り込んで化膿することもあるので、「たかが日焼け」と甘く考えないことが大切です。

皮膚がただれてしまうと、服を着るのも一苦労ですね。

雪目は、スキーやスノボなど冬のイベント後に多く見られます。雪の反射で目が炎症を起こし、充血したり涙が止まらなくなるなどの症状があらわれます。

重症化すると「角膜びらん」や「角膜潰瘍」といった診断がつくことがあります。どちらも軽い場合は後遺症もなく回復しますが、ひどいときには失明の危険性もある病気です。

雪目というと冬だけかなと考えてしまいますが、紫外線が強い夏でも起こります。外に出た後、目に違和感を感じたら眼科へ受診をおすすめします。

〈時間が経つと出る症状〉
  • シミ、シワ、ホクロ、イボなど
  • 皮膚ガン
  • 白内障

症状が出るまでに時間がかかるのが特徴です。紫外線対策をしていないことと結びつきにくいことも要因です。

シミ、シワ、ホクロ、イボなどは、あると見た目が実年齢よりも老けて見えやすいため、増えることをあまり好む人はいませんね。この症状はめったに命に関わりません。

命に関わる危険があるのは皮膚ガンで、一見するとホクロのようにも見えます。気になることがあったら、皮膚科を受診することをおすすめします。

白内障は、水晶体が白く濁る病気です。眩しさを感じやすくなったり、文字が見えづらいなどの症状が出ます。初期では自覚がしにくく、ひどくなると失明の恐れもある病気です。

サングラス

皮膚だけでなく、目も紫外線の影響を大きく受けます。

サングラスは目を守るには最高のアイテム。紫外線が強いと感じる日には、サングラスをかける方が予防できます。

こんな症状が出る時は紫外線アレルギーの可能性が!

紫外線(日光)が当たる部分に、赤いぶつぶつが出ると紫外線アレルギーの可能性があります。紫外線アレルギーは、手や腕、首など日のあたるところに出やすく、ひどくなるとアナフィラキシーショックを起こす可能性もあります

子どもの場合、湿疹をあせもや虫さされとまちがえやすいことも。

見分け方は、30分ほど経ったときに赤いぶつぶつがどうなっているかで判別することができます。日が当たらないところに移動すると治るので、まわりの大人が、よく観察してくださいね。

紫外線アレルギーかも?チェックポイント

紫外線アレルギーは、年齢に関係なく起こります。日の当たるところでのみ症状が出るため、気が付きにくいことが多いです。

自分でできるチェックポイントは3つ。ひとつでも当てはまったら気をつけてくださいね。

  1. 日が当たった部分にぶつぶつができる
  2. 日に当たった後は頭痛や吐き気などがおこる
  3. 日に当たると身体がだるくなる

子どもの場合は、自分の身体の状態をうまく伝えることができません。湿疹以外にも、ぐったりしていたりした場合は、紫外線アレルギーを疑う必要があるかもしれません。

紫外線アレルギー

外遊びにおすすめな紫外線ケアグッズ

紫外線は浴びすぎてしまうといろいろ大変ですが、子どもに外遊びは欠かせません。外に出る時におすすめな紫外線ケアグッズを紹介します。

大人→UVクリーム+帽子(その他サングラスなど)

大人のケアは、季節を問わず気にすることが必要です。ファンデーションにある程度SPFが備わっている方が安心です

忘れてはいけないのは、紫外線は頭皮や目からも吸収されることです。上からの紫外線対策には、スプレータイプの日焼け止めを利用したり、帽子やサングラスで対処しましょう。

男性でも日焼け止めを塗ると老け顔予防ができますよ。お湯で落とせるタイプを使えば、お風呂の時に簡単に落とせます。

子ども→UVクリーム+帽子

子どもの紫外線ケアをするときには、上からと下からの紫外線に注意しましょう。大人よりも下からの紫外線に気をつけてください。

下からの紫外線とは、太陽からふり注ぐ紫外線への対策と地面からの反射光です。反射光とは、地面からの照り返しのこと。子どもは地面に近いところにいます。紫外線の影響を受けやすく、顔や首まわりなど皮膚が乾燥したり赤くなることがあります。

日焼け止めをこまめに塗ったり、帽子をかぶる対策が必要になってきます。

子どもの皮膚は、デリケートなため日焼け止めを塗るのを嫌がる子もいますね。そういう時は、極力肌を出さないファッションを心がけましょう。

UVカット加工のされた薄手の素材の長袖や長ズボンなら子どもも快適に過ごせます

日焼け止めの正しい塗り方

日焼け止めは、正しく塗ることで効果を発揮し、紫外線を対策できます。目に見えるところ顔や腕、足など大きいところはわかりやすいですが、忘れやすい、首、耳、手の甲もしっかり塗りましょう。

首の後ろには、大きな血管が通っているため、日があたると全身の体温が上昇しやすいです。普通に日焼けした時よりもだるさを感じたり、疲れやすくなるなどの症状が出ることもあります。

ここ数年で首を守ることが熱中症を予防するといわれるようにもなりました。首筋も忘れずに対策をとってくださいね

アレルギー以外にも注意することが!

外遊びでは紫外線対策とともに、熱中症にも気をつけてください。「喉が渇いたな」と感じる前にこまめに水分を補給していきましょう

もし軽い熱中症が疑われたら、首、脇、太ももの大きな血管を冷やしましょう。太い血管を冷やすことで、全身の体温が落ちつきます

日焼け後に行うことは?

外に出て日焼けをした後は、入浴を控えて低めの温度のシャワーを浴びて、保湿クリームをつけてください。肌の保湿ケアをすると、紫外線の影響を抑えることができます。

日焼けによる赤みがひどい場合には、皮膚科を受診しましょう。症状に合わせた薬を処方してもらえます。

体内のケアも忘れずに行うと、時間が経ってからの症状を抑えられます。日焼けをした後は、ビタミンCを多めにとりましょう。ビタミンCは、紫外線を浴びた後にだるさをおさえるだけでなく、免疫を高めたり、自律神経を整える効果もあります

ビタミンCというとレモンを思い浮かべる人が多いですが、イチゴの方がビタミンCは多めに含まれています。

外で遊んだ日には、みんなでイチゴでリフレッシュ

紫外線は成長に必要なものでもある

紫外線は、浴びすぎてしまうとあまり良くないですね。でも子どもの成長に外に出て紫外線を浴びることはとても大切なことです。

紫外線を浴びることで、ビタミンDが作られ骨が強く丈夫になります。骨が丈夫になると、骨折などの怪我をしにくい身体を作れます。紫外線を浴びることで作られるビタミンDは、骨の健康にとって大切な栄養源です

紫外線を浴びることは良いこともあるので、過度に紫外線を避けるのはやめましょう

紫外線を浴びることで、ビタミンDが作られ骨が強く丈夫になります

帽子を取り入れたファッションは楽しい!

帽子を被ることに抵抗があるひとは、考え方を変えて、帽子をファッションの一部として取り入れてみましょう。

帽子は紫外線対策ができるほか、全身のコーディネートを引き締める効果が!最近流行りのこなれ感もだせて、おしゃれの幅も広がりますよ

大人がファッションとして紫外線対策を楽しむと、子どもは自然と真似をします。ぜひ挑戦してください。

帽子をファッションの一部として取り入れてみましょう

まとめ

子どもと一緒にできる紫外線対策を紹介しました。子どもの皮膚は大人よりも薄く紫外線の影響を受けやすいので、まわりの大人が気にかけましょう

紫外線には、きちんとしたケアを行うことで、将来の病気を予防できます。正しい紫外線対策を今のうちから子どもと一緒にやってみてくださいね

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