【紫外線から体を守る!】屋外テニス時の紫外線対策アイテムを紹介

ヤケーヌ

暖かくなってくるとテニスを楽しみたいなと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日中の紫外線の量は多く、紫外線による人体への影響は大きいもの。

本記事では屋外テニスを楽しむ際に紫外線からのダメージを防いで、テニスを楽しむための紫外線防止アイテムを紹介しています。

これから屋外テニスを始めたい方や日焼けするのが嫌だなと感じている方はぜひ、参考にしてみてください。


日焼けだけではない!紫外線が体へ与えるダメージ

屋外テニスは日中、紫外線を必然的に多く浴びてしまうスポーツ。

紫外線は4月頃から徐々に多くなっていき、7~8月にかけてピークを迎え、1日のうちでは太陽の位置が最も高くなる午前10時〜午後3時頃までが紫外線量が最も増える時間帯とされています。

紫外線は日焼けしてしまう以外にも、私たちの体にダメージを与えています。

紫外線によるダメージはどのようなものがあるのでしょうか?

肌老化を加速させる

肌の老化は加齢によるものと紫外線ダメージによるものがあります。紫外線ダメージは光老化と呼ばれ、肌老化を加速させてしまいます。

肌に影響を与える紫外線は波長の短いUVBと波長の長いUVAがあり、UVBは肌を赤く炎症させ、シミ・そばかすの原因を作ります。

一方、UVAは波長が長く真皮層まで到達、肌細胞を傷つけシミ・シワの原因を作ります。

髪のパサつき

肌の紫外線対策はしていても、髪の紫外線対策はしていない方は少なくないと思います。

髪の表面を覆っているキューティクルには紫外線を吸収してくれるメラニンがありません。そのため紫外線を浴びるとキューティクルが傷つき、髪がパサつく原因に。髪のうるおいやツヤが失われ、手触りも悪くなってしまいます。

目のトラブル

紫外線は目にもダメージを与えます。

紫外線を浴びることで目の角膜がダメージを負い、目が痛い、目がしょぼしょぼするなどの症状が現れます。

またダメージが長期的になると水晶体への影響も出てきます。水晶体は目のレンズの役割をしていますが、紫外線がレンズを傷つけ白く濁ったようになり、視力を低下させます。

将来的には白内障の手術をしなければならなくなるおそれも。そのほかダメージの蓄積によりさまざまな目の病気を引き起こす可能性のあるものなのです。

日焼け止めの効果と持続時間

日焼け止めをぬってから、効果が現れるまでに30分程度かかるといわれています。

そのためテニスをする時間に合わせて30分前から準備するのが大切。また日焼け止めは用途によって、顔や首などには乳液タイプ、髪や手の届きにくいところにはスプレータイプ、外出時のぬり直しにはスティックタイプと使い分けると良いでしょう。

持続時間はSPFの数値で異なります。SPFはUVBをカットする時間を表し、SPF1=約20分程度ですので、テニスのプレー時間に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。

PAはUVAに対する効果の強度を表していて、+の数が多いほど強度があるため、屋外テニスにはPA+++~++++を使用すると良いでしょう。

プレー中に汗で流れたり、服で擦れることもあるため2時間おきにぬり直すことも必要。

またSPFとPAは強ければ良いというわけではなく、強ければ肌への負担も大きくなります。生活シーンに合わせて使い分けが大切ですね。

紫外線対策アイテムと選ぶポイント

テニスを楽しむためにはテニスウェアにこだわってみることもおすすめ。

自分好みのデザインで機能性のあるアイテムなら紫外線を防止しながら、夏の暑い中でのテニスも快適に楽しめます。

紫外線防止アイテムを選ぶポイントをご紹介します。

頭(髪)を守るアイテム

帽子

帽子は頭皮や髪から紫外線を防いでくれることはもちろん、帽子のツバが日差しを遮ってくれるため顔に直射日光が当たりません。

また直接、頭に日光を浴びることがないので熱中症対策にもなります。

プレー中の汗も帽子が吸い取ってくれるため、汗が目に入ったり、額に流れてきたりするのを防いでくれます。

帽子を選ぶ際は吸汗速乾性の高いもので、通気性の良いタイプがおすすめです。

顔や目を守るアイテム

サンバイザー

サンバイザーは頭頂部が開いているため通気性が良く、頭が汗で蒸れることを防いでくれます。

帽子と違ってサイズ調整ができるものが多く、自分の頭にフィットさせてプレー中もズレにくくすることも可能。UVカット率が高いものを選べば、顔にかかる日差しをカットしてくれます。

また帽子をかぶったときのような髪がペタッとするようなこともありませんので、テニスの後にお出かけする際も良いでしょう。

選ぶ際は帽子と同様、吸汗速乾性のあるもので、通気性のあるものを選ぶのがポイント。

ただし、帽子のように直射日光から頭や髪を守れないので、夏場の日差しが強いときは帽子をかぶるのがおすすめです。

サングラス

UVカット機能があるものに加え、まぶしさを抑える機能があると、プレーがしやすくなります。

広いテニスコートを見渡すためにもレンズが大きく、角度調節できるもので目元にフィットするものがおすすめです。

フェイスカバー

フェイスカバーはスポーツマスクに比べ、鼻と口元だけではなく耳や首、デコルテまで覆うことができます。

ショートカットやポニーテールの髪型の場合、耳や首などが出ている分紫外線を浴びやすくなります。

耳の皮膚は薄くてデリケート、首はシワができやすい場所です。首の後ろやデコルテ部分などは日焼け止めをついぬるのを忘れがちに。そのためスポーツの後にうっかり日焼けしてしまうこともあります。

UVカット率が90%以上のあるフェイスカバーであれば、耳や首、目尻ギリギリのところまで覆うことで顔の大部分を紫外線から守ることが可能です。

ストレッチ性があり、調節機能付きなら顔にフィットして、プレー中もズレにくくなります。

また何度洗ってもUV効果が変わらず、洗濯しやすいものであれば日常生活でも使いやすいでしょう。

手足を守るアイテム

UVカットウェア

吸汗速乾性のあるインナーを選べば、汗のべたつきを抑えることができます。

そのうえ抗菌・防臭機能のあるものであれば、汗のニオイを抑えて長時間のプレーも快適に。

UVカット機能と通気性に優れたものを選び、日差しの強い夏場の暑い日はスパッツやタイツを着用することで足も紫外線から防ぐことが大切です。

アームカバー

アームカバーがあればウエアが手軽に半袖でも長袖にでき、紫外線を防止できます。

ただ、テニスなどのプレー中に付けているうちにズレ落ちてくることもあり、半袖との間が日焼けしてしまうことも。

そのようなときはネックとアームカバーが一体となったものやショールのように羽織れるアームカバーがおすすめです。

グローブ

グローブは手元の日焼け対策におすすめ。指にゴム輪がついているものであればズレにくく汗を防ぎながらしっかりラケットを握ってプレーすることが可能です。

まとめ

屋外テニスは日中の紫外線量が多い時間帯にプレーすることで、紫外線を多く浴びてしまいます。

紫外線を浴びることの体へのダメージは大きく、そのため紫外線をできるだけ体が浴びないように防いでいくことが大切ですね。

紫外線防止アイテムを活用して、紫外線を防ぎながら快適にテニスを楽しみましょう。


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