避暑地といわれる北海道も記録的な猛暑が観測され、紫外線に対する警戒感も全国的に高まっています。親御さんであれば自分だけでなく、子供の紫外線対策も気になるところではないでしょうか。今回は紫外線が子供の肌に悪いのかどうかを解説したうえで、キッズ・ベビー、ベビーカーの紫外線対策をご紹介します!本記事を参考にして子供の紫外線対策をぜひ見直してみてくださいね。
紫外線は子供の肌に悪い?
子供は肌が未発達であり、大人の半分の厚さしかなく、とても繊細だといわれています。
また、子供はお散歩をはじめ砂遊びや水遊び、シャボン玉遊びなどでたくさん外で遊びますよね。外遊びをする機会が多くなりやすい分、紫外線を浴びやすいのは間違いないでしょう。
紫外線によって、皮膚に炎症が起きてヒリヒリとした痛みや水ぶくれ、かぶれなどが生じる恐れがあるほか、シワやシミなどの皮膚老化が早まったり、目の病気のリスクが高まったりするともいわれています。
「日本で一番涼しい場所は沖縄かも?」といわれるくらい猛暑が話題になる日本となりました。ますます紫外線が子供に与える影響が増すことも想定しておかなければなりません。
まだ子供だから大丈夫と思わず、幼少期から紫外線対策に力を入れてあげるのが望ましいといえそうです。

キッズの紫外線対策
紫外線が子供に与える影響についてお伝えしました。キッズの紫外線対策の重要性が伝わったのではないでしょうか。
では、具体的に子供にどのような紫外線対策をすればよいのか迷いますよね。引き続き、キッズの紫外線対策について解説します!
遊び心のある日焼け止めクリーム
子供の紫外線対策として日焼け止めクリームが挙げられます。ただ、親御さんが子供に日焼け止めクリームを塗ると嫌がられることもあり、使いづらいと思う方もいるでしょう。
最近では、お化粧ごっこのように使えるデザインの日焼け止めクリームも登場しました。女の子であればママのお化粧を真似るように、自分で顔に日焼け止めクリームを楽しみながら塗ってくれるでしょう。
日焼け止めクリームを嫌がる子供には遊び心のあるアイテムを使ってみてはいかがでしょう。
活発に遊べる邪魔にならない帽子
子供は外で活発に動くため、帽子が邪魔になってしまうこともあります。できるだけ軽くて動きやすい帽子を着用してあげましょう。
あご紐で固定できる帽子だと、運動しているときに脱げたり風に飛ばされたりする心配もなくなります。
子供が汚してもお手入れしやすいように、洗濯機で丸洗いできる製品を選ぶのもおすすめです!
嫌がられないフェイスカバー
子供の顔を紫外線から守るためにマスクを着用させる方法がありますが、首の部分まで覆うことができず、対策が中途半端になりがちです…。体をたくさん動かす子供であれば、呼吸がしづらくて嫌がられることもありそうですよね。
開口部が広いフェイスカバーであれば、顔から首までしっかりと覆いつつも、呼吸の妨げにもなりにくいです。着用したまま飲み物を飲めるタイプであればさらにストレスを減らせます!
キッズ向けのおしゃれなデザインのフェイスカバーも徐々に浸透し始めています。おしゃれが好きな子供であれば興味を持って着用してくれるでしょう。
キッズの紫外線対策に日傘は必要?
メンズが日傘をしてもおかしくないといわれる時代になりましたが、酷暑による熱中症対策で子供用日傘の需要までも高まっています。
すでに2019年あたりに子供用日傘は市場に登場しており、続々とさまざまな事業者が製品の開発・展開に乗り出しました。
SNSでも実際にキッズ向け日傘を子供に購入したことを報告する投稿も見受けられます。キッズが日傘を使うのが当たり前といわれる時代が近づいているような印象です!
それでも、子供が日傘をすることは世間で受け入れられているのか、まだ気になる親御さんも多いと思います。
参考になるかわかりませんが、学生が日傘をすることに対しての世間や国、自治体、学校などの動向・見解について詳しく解説した記事もありますので、こちらもぜひご覧ください。
ベビー・ベビーカーの紫外線対策
赤ちゃんと外出するときには、抱っこしたり、ベビーカーに乗せたりして移動します。紫外線から守るためにはどのような対策をすればよいのでしょうか。
ベビー・ベビーカーの紫外線対策についても解説します!
体全体を覆えるベビーケープ
紫外線の影響を大幅に低下させるには、体全体を覆えるベビーケープの導入がおすすめです!
赤ちゃんの首から足元までスッポリ覆いながら抱っこしたり、ベビーカーに乗せるときに上からかけてあげたりして紫外線を防げます。
内ポケットに保冷剤を入れて涼しくできる製品もあるので、熱中症対策に活用することも可能です。
サッと着用できるポンチョ型マント
赤ちゃんの服装は親御さんが着替えさせるため、外出のときに時間がかかりますよね。
UVカット効果のあるポンチョ型マントであれば、赤ちゃんに羽織らせるだけでスムーズに紫外線対策を行えます。袖を通さずに前のスナップボタンをパチパチ留めるだけなので、お出かけのときの準備が簡単ですね!
クマさんなど動物のデザインの製品を選べば、赤ちゃんの見た目がさらに可愛くなります。写真を撮影する時間もいつもより楽しくなるのではないでしょうか。
広範囲の直射日光を防げるサンシェードカバー
ベビーカーにはもともと日よけがついていますが、サイズによっては顔や上半身までしかカバーできないことがあります。
顔から足まで紫外線対策をしてあげたいのであれば、サンシェードカバーが最適です!
ベビーカーの日よけに重ねて装着することで、真上や左右から降り注ぐ直射日光を防げるようになります。
両サイドがメッシュ素材であれば通気性も向上して内側がこもらず快適になりますね。
キッズ・ベビーの紫外線対策をするときの注意点

子供の紫外線対策をするときには、大人とは違った観点で注意しなければならないこともあります。
日焼け止めを購入するときは、前提としてパッケージで使用可能な月齢、年齢を必ず確認しましょう。
SPF値・PA値が高くなるほど肌への負担が増えやすいです。大人はSPF50、PA++++など効果が高い製品を選びやすいですが、肌がデリケートな子供にはSPF10~20、PA+などの製品が適しているでしょう。
専用クレンジングが必要な製品だと、子供の肌に負担を与える恐れがあります。基本的には石鹸で除去できる製品を選ぶのが無難です。
まとめ
今回は、キッズやベビーの紫外線対策を中心にご紹介しました。
子供の肌は紫外線の影響を受けやすい恐れがあり、大人が責任を持って対策を講じる必要があります。
お化粧をするかのように楽しめる日焼け止めや、活発に遊んでも邪魔にならない帽子など、子供が楽しく快適に紫外線対策できるグッズをうまく導入することが重要です。
特に赤ちゃんは自分の意思で紫外線対策をすることができません。ベビーケープやUVカットポンチョ、サンシェードカバーなどを導入して、可能な限り直射日光を防いであげましょう!
記録的な猛暑が続き紫外線対策の重要性が高まる中、子供の紫外線対策グッズも増えてきています。便利なアイテムがあれば率先して利用してみてください。
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