紫外線_日光アレルギーから肌を守る!正しい日焼け止めケアのポイント vol.6

紫外線_日光アレルギーから肌を守る!正しい日焼け止めケアのポイント vol.6ヤケーヌ
紫外線_日光アレルギーから肌を守る!正しい日焼け止めケアのポイント vol.6

紫外線は夏のイメージが強いかもしれませんが、実は一年を通して私たちのお肌に影響を及ぼしていると言われます。日焼けや日光アレルギーの症状を、誤った知識で対処してしまうと悪化しやすくなりやすいので、気をつけたいところですよね。

こちらの記事では、紫外線や日光アレルギーの基礎知識から、日焼け止めや生活習慣を活用した予防策までをわかりやすく説明します。

紫外線・日光アレルギーの基礎知識

紫外線や日光アレルギーというと夏を連想される方が多いかと思いますが、実際には季節に関係なくお肌に影響があります。特にUVAは曇り空の日や窓ガラス越しでも入り込みやすく、年中対策が必要です!UVBは夏場に強くなるので、日焼けや痛みの原因になりがちです。そして紫外線が引き起こす症状には、一般的な日焼けに加えて、日光アレルギー(光過敏症)と呼ばれる反応もあります。

たとえば、短い時間(30分ほど)庭仕事をしただけで肌に赤みやかゆみが強く出てしまう方も。これは日光アレルギーによる反応が起きているケースです。一方で、日焼けは長時間のアウトドア後に肌が赤くひりつき、数日後に皮がむけて回復するという方もいます。似たような紫外線トラブルでも症状の現れ方が違うため、早めに自分の状態を見極めることが大切です。

紫外線の種類

紫外線は波長の長さによって3種類に分けられています。

  • UVA:波長が長く、肌の真皮層まで届きやすい
  • UVB:表皮に作用し、日焼けや痛みが出やすい
  • UVC:オゾン層でほぼ遮断され、日常生活への影響はごく少ない

UVAは曇りの日や窓越しでも通り抜けやすいため、一年中の対策が重要です。UVBは肌のDNAを傷つける可能性があり、長期的には皮膚がんリスクの要因とも言われています。

紫外線の種類UVA、UVB、UVC
紫外線の種類UVA、UVB、UVC

日光アレルギーの症状

日光アレルギーは、紫外線に対して過敏に反応することで起こる皮膚疾患の総称です。紫外線を浴びた部分に赤みやかゆみ、水ぶくれ、皮むけなどが生じやすいのが特徴で、すぐに症状が出る方もいれば、数時間から数日たってから気づくケースもございます。原因は遺伝要因や薬剤・化粧品成分との反応などさまざまです。抗生物質や利尿剤などは光増感作用があるものがあり、日光アレルギーを引き起こしやすいと指摘されています。

日焼け・日光アレルギーの違い

日焼けは紫外線による物理的ダメージで、赤みやひりつき、痛みなどが主な症状です。数日すると皮がむけて自然に回復することが多いですが、日光アレルギーはアレルギー反応が主体なので、かゆみや水ぶくれなどを繰り返し起こしやすいのが特徴です。特にアレルギー体質の方や特定の薬を服用中の方は、紫外線対策を念入りに行っていただくことをおすすめします。

効果的な日焼け止めの選び方・使用方法

日焼け止めは紫外線対策の基本アイテムですが、SPFやPAといった表示や肌質に合う成分など、選ぶポイントがたくさんあって迷いやすいですよね。ぴったりの日焼け止めを選ぶことで、紫外線ダメージをグンと減らせます

SPF・PAの意味

SPF(Sun Protection Factor)はUVBを防ぐ目安で、数値が高いほどUVBを長時間防ぎやすいと考えられています。PA(Protection Grade of UVA)はUVAを防ぐ力の目安で、「+」の数が増えるほど防御力が高いという指標です。普段のお買い物や通勤程度でしたらSPF15〜30、PA++〜+++程度で十分対策になります。屋外スポーツやレジャーにはSPF50+、PA++++を選ぶと安心です。ただし、敏感肌の方は刺激を感じやすい場合があるので、パッチテストをしてからお使いになると安心ですよ。

肌タイプ別おすすめ日焼け止め成分

乾燥肌の方は保湿成分がたっぷり入っているタイプ、脂性肌の方はオイルフリーやノンコメドジェニック処方など、肌負担が少なめなタイプがおすすめです。敏感肌やアレルギーをお持ちの方には、酸化亜鉛や酸化チタンなどミネラル系の成分を主とした日焼け止めを試してみてください。

正しい日焼け止めの塗り方

日焼け止めは「たっぷり塗る」「塗りムラを防ぐ」のが基本です。顔なら500円玉大、体全体ならゴルフボール1個分(約30ml)程度などが目安となります。ただし、これらは日焼け止めの種類によって異なりますので、説明書きをよく確認してから使うようにしてください。汗や皮脂で取れやすいので、2〜3時間おきに塗り直すと効果を持続しやすいですよ。ウォータープルーフでも、タオルで拭いたり水に触れたりすると落ちてしまいますので、こまめに塗り直してみてくださいね。

ウォータープルーフ製品の特徴

ウォータープルーフの日焼け止めは、水や汗に強いのでアウトドアやスポーツシーンで助かります。ただし、その分落ちにくいため、クレンジングの際にゴシゴシこすると肌へ負担をかけやすいです。専用リムーバーやオイルクレンジングでやさしく落とすのがコツですよ。敏感肌や日光アレルギーの方は刺激を受けやすいこともあるので、まずは小さな範囲でテストしてみてくださいね。

日焼け止め以外の紫外線対策

日焼け止め以外の紫外線対策
日焼け止め以外の紫外線対策として、フェイスカバーやUVカット衣類を使う方法はメリットがあります

紫外線からお肌を守るには、日焼け止めを塗るだけでは十分とはいえないんです。衣類や生活習慣など複数の方法を組み合わせることで、さらに紫外線を防ぎやすくなります。特にフェイスカバーやUVカット衣類を使う方法は、お肌への直接的な刺激を減らしつつ紫外線をしっかりブロックできるメリットがあります。普段の生活習慣を見直すだけでも、紫外線をかなり回避できますよ。

「あまり薬品を使いたくない」という方には、フェイスカバーや長袖の羽織りものなどのアイテムがおすすめです。フェイスカバーなら頬や口もとまでガードできるので、敏感肌の方にも安心しやすいですよ。さらにUVカット加工のある長袖ウェアなら、こまめな塗り直しが難しい方にも人気です。

適切な服装・小物の活用

UVカット加工のある衣類や濃い色味の服は、紫外線をしっかりガードしてくれます。長袖シャツやロングパンツ、つば広の帽子を合わせていただくと、首や腕、耳など、焼けやすい部分もしっかりカバーできます。サングラスは目を保護するだけでなく、目の周りの皮膚まで守ってくれます。日傘もおすすめで、最近は男性向けのものも増えています。フェイスカバーは、薬剤を塗りたくない方や敏感肌の方にとても好評いただいています。

生活習慣の見直しによる紫外線回避

紫外線が強いと言われる10時〜14時は、なるべく屋外の活動を短めにしたり、日陰を選んで歩いたりといった工夫がお肌を守るのに役立ちますよ。また、窓にUVカットフィルムを貼ると、室内でも紫外線をかなり減らせます。普段のちょっとした行動を見直すだけで、ダメージを受ける量をぐっと減らせますので、ぜひ試してみてくださいね。

室内での紫外線対策の重要性

室内にいても、窓ガラスを通過するUVAの影響を少しずつ受けています。窓辺で長時間過ごす場合は、長袖を着るか日焼け止めを塗るなどの対策をしていただくと安心です。UVカットカーテンやブラインドを使うのもおすすめですし、照明をLEDに変えるといった方法も紫外線を減らす効果が期待できます。さらに、肌が乾燥しているとダメージを受けやすいため、保湿や加湿にも目を向けてみてください。

日焼けトラブルへの対処法

どんなに気をつけていても、完全に紫外線をシャットアウトするのは難しいですよね。もし日焼けや日光アレルギーの症状が出てしまったら、できるだけ早く正しいケアをすることで悪化を防ぎやすくなります。特に冷やすケアは初期症状を抑えるのに効果的です。保湿や栄養補給も、お肌の修復力をサポートするうえでとても重要です。

応急処置・冷却の重要性

日焼けや日光アレルギーによる炎症を感じたら、まずは冷たいタオルや保冷剤をタオルでくるんで当てるなど、優しく冷却してみてください。氷を直接肌に当てると刺激が強いので避けてください。お風呂やシャワーもぬるま湯でサッと済ませると、お肌がさらに炎症を起こすのを防ぎやすいです。痛みやかゆみが強いときは、市販の外用薬や医師に処方されたものを検討してみましょう。

日焼けや日光アレルギーによる炎症を感じたら、優しく冷却してみる
日焼けや日光アレルギーによる炎症を感じたら、優しく冷却してみる

適切な保湿・肌の回復サポート

炎症が落ち着き始めたら、できるだけ早めに保湿してあげるのがおすすめです。刺激の少ない化粧水や乳液、クリームなどを使ってみて、もしピリピリしたり赤みが強く出たりするようなら使用を中断してください。内側からのケアとしては、十分な水分補給とビタミンC・E、βカロテンなどを含む食べ物(野菜や果物、ナッツなど)を積極的に摂ることも大切です。

医療機関受診の判断基準・治療法

次のような症状がある場合は、できるだけ早めに皮膚科などを受診していただくことをおすすめします。

  • 水ぶくれが広範囲にできている
  • 痛みやかゆみが強く、夜も眠れないほどつらい
  • 発熱やめまいなど、全身的に不調が出ている
  • 2週間以上症状が改善しない

病院ではステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬などによる治療を行うケースが多いですよ。重症や慢性的に再発を繰り返す場合は、光線治療や免疫抑制剤などを検討する場合もあります。症状が長引くときは早めに診てもらうことで、悪化を防ぎやすくなります。

まとめ

紫外線や日光アレルギーによる肌トラブルは、正しい知識と日頃の対策を組み合わせることで大きくリスクを減らせます。日焼け止めを選ぶ際は、SPFやPAの数値だけでなく、自分の肌質に合う成分をチェックしてみてください。衣類や小物を活用する対策や、日常生活の過ごし方の見直しも有効です。万が一、日焼けや日光アレルギー症状が起こったときは、まずは冷却と保湿で早めにケアを行い、症状が強い場合や長引く場合はすぐに医療機関へ相談するようにしてください。日頃から通年で紫外線対策を意識することが、美容と健康の両面でとても大切になってきます。

参考文献:https://www.ns-pace.com/article/category/feature/sunburn-1/


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