学生が日傘をする時代に突入?世間や国、自治体、学校などの動向をリポート!

近年は美白意識の高まりもあるのか、学生の間でも日傘が注目されているようです暑さ対策
近年は美白意識の高まりもあるのか、学生の間でも日傘が注目されているようです

紫外線対策や熱中症対策といえば、日焼け止めや帽子の着用などが思い浮かびますよね。近年は美白意識の高まりもあるのか、学生の間でも日傘が注目されているようです

ただ、年齢を問わず、いつも使っていない方が日傘をさすのは、ためらいがあるのではないでしょうか。日傘をさす勇気が出ないという方は、ひとまず世の中の動向から確認してみることをおすすめします。

そこで今回は、世間で話題になり始めているトピックとして、日傘を学生が使用することに対する見解をさまざまな観点からご紹介します!

本記事を読めば、日傘の使用について判断材料がたくさんみつかると思いますので、使用を迷っている方はぜひお役立てください


日傘を学生が使用することに対する世間の見解

近年、猛暑がたびたび話題となっていたことから、世間では熱中症対策や紫外線対策に対する意識も向上している印象です。

その点、学生が日傘を使用することについても、不自然ではなくなってきているように感じますが、実際はどうなのか気になりますよね

世間の声を知るには、なんといってもSNSが便利です。SNSから学生の日傘使用についてわかる世間の見解からお伝えしてみます!

日傘をさしている学生が増加

まず飛び込んできたのが、日傘をさしている学生が増えたと感じるといった感想です。やはり、私の感覚だけではなかったようです!

男性の学生が通学中に帽子ではなく日傘を使用する時代になったと感じている方も見受けられました。日傘が熱中症対策や紫外線対策になるというメリットが、周囲からの視線が気になるというデメリットを上回ってきたのかもしれませんね

日傘は美白目的で使えるけれど視線が気になっていた

日傘は美白目的で使えるけれど視線が気になっていた
日傘は美白目的で使えるけれど視線が気になっていた

小学生のころから日傘を使い続けて、色白の肌を保ってきたという体験も見受けられました。日傘は日焼け止めを塗る以外の対策として候補となりやすいようです。

ただ、学生時代に日傘をさしていたら笑われてしまったという方、ジロジロと見られてしまったという方も…。美白意識が低い方が周囲にいると、視線が気になることもありそうです。

その一方で最近では、日傘を使うことは恥ずかしくないという意見も見られるようになりました。今後は、「日傘をさすことを馬鹿にすることが恥ずかしい」という認識も広まっていくのではないかという気もします

美白意識が高い方が過ごしやすくなるのではないでしょうか。日傘を使うのをやめてしまった方も、あらためて使用を検討してみるのもよいかもしれませんね。

通学中の日傘を禁止する学校がある

通学中の日傘を禁止している学校もあるようで、SNSで議論の的になっていました

たとえば、熱中症対策として子どもに日傘を持たせたところ学校で禁止といわれたことについて困惑している方も見受けられました。

登下校中の対応については保護者の判断に委ねてもよいのではないかと、学校のルールについて懸念を示す方も見受けられます。

学生の日傘使用についての論争は、世間と学校の見解に折り合いがつくまで、まだ時間がかかりそうですね…

日傘を学生が使用することに対する国の見解

日傘を学生が使用することに対する世間の見解をご紹介しました。

ただ、世間の見解だけでは実際に日傘への対応を判断しづらい学生さんもいると思います。

そこで、学生が日傘を使用することに対して国の見解がないか調べてみました!

衆議院のホームページでは、児童生徒の登下校時における日傘の使用に関する質問文(令和5年6月7日提出)と、質問に対する回答文(令和5年6月16日受領)が掲載されていました

質問文では、「文部科学省は児童生徒の日傘の使用についてそもそも指示をしているのか?」「政府は熱中症対策として児童生徒の日傘を推奨するのか?」などの見解が問われています。

やはり、国でこのような議題があがっていることから、世間の皆さんも学生の日傘の使用について気になっていたのですね。

回答文によると、文部科学省は都道府県教育委員会に対して、児童生徒の日傘の使用については指示をしていないとのことです。

また、日傘の使用によって想定されるリスクやデメリットは把握できていないことから、日傘の使用について推奨や禁止について明確に回答するのが難しいようです。

最終的に、登下校時の日傘の使用については、地域の実情に応じて各学校が合理的に判断すべきという結論を述べていました

つまり、法律的には通学中に学生が日傘を使用するのは特に問題はない一方で、あくまで学校が定める決まりには従わなければならないというのが、現時点で知っておくべき日傘の使用ルールであるとわかります

お子さんに日傘を使用させたい場合は、学校関係者に念のため確認をとるのが無難そうですね!

参照:
児童生徒の登下校時における日傘の使用に関する質問主意書(衆議院)
児童生徒の登下校時における日傘の使用に関する質問に対する答弁書(衆議院)

学生の日傘使用を認めている学校・自治体

埼玉県熊谷市の小学校は雨傘と日傘を兼用した傘さし登下校によって、熱中症予防に取り組んでいます
雨傘と日傘を兼用した傘さし登下校によって、熱中症予防!

学生の日傘を禁止する学校がある一方で、使用を認める学校・自治体も知られるようになっています。

たとえば、埼玉県熊谷市の小学校は雨傘と日傘を兼用した傘さし登下校によって、熱中症予防に取り組んでいます

熊谷市は気温が高くなりやすいエリアとして有名ですよね。41.1度を超えた7月23日は、「日本歴代最高気温の日」として、日本の記念日として制定されました。

気象庁が開いた緊急の記者会見では、災害級の暑さという言葉が使われ、命の危険にも言及されたようです…。

そんな災害級の暑さを記録した熊谷市では、学生の安全を守るために日傘をさすことが、合理的な対策だとして判断されたのでしょう

気温が高いエリアに住む方であれば、「命を守るため」というシンプルかつ重大な理由から、日傘をさしても違和感はなくなりそうです。思い切って熱中症対策として取り入れて、周囲の反応を試してみるのもよいかもしれませんね!

参照:小中学校の登下校時の熱中症対策(熊谷市)

学生向けの日傘製品の例

学生の日傘に対する興味のあらわれとして、学生のニーズを取り込んだ日傘製品の開発・販売も見受けられるようになりました

Wpc.は、青山学院高等部とともに実施した産学共同授業を通して、「rizzful parasol(リズフルパラソル)」という日傘を開発して販売しています。

「高校生のための日傘」をテーマに生徒たちとともに開発したとのことです。好きな色の傘で自分を表現したいという生徒たちの考えから、9色のカラーが選べるようになっています。

社会全体で日傘を促進していきたいという思いが伝わってくる製品の事例ではないでしょうか。

学生向けの日傘製品が増えて、日傘の使用が当たり前の社会になれば、学生だけでなく年配の方も日傘を気軽に使えるようになりますね!

参照:Wpc.・PLAZA・TBS・青山学院高等部が共同開発した“rizzful parasol(リズフルパラソル)”が完成!(Wpc.)

まとめ

学生の日傘使用について、世間の評判、政府の見解、学校、自治体の動向などをお伝えしました

すべての学校で使用が認められているわけではありませんが、おおよそ社会全体で使用が推進されている印象です!

まだ周囲を気にして使えないという方は、今後も日傘の動向を確かめながら、使い始めるタイミングを探っていくとよいでしょう。

紫外線対策としては、日傘以外にフェイスカバーも流行ってきています。日傘をさしづらいという方はフェイスカバーもぜひ検討してみてください!

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