近年、地球温暖化の影響からか、人々が想定していなかった猛暑が地球を襲っています。暑いのは気のせいだと思っていると、暑さ対策がおざなりになってしまい、健康を害してしまうかもしれません。オールシーズンUV対策アイテムを取り扱うショップとして、あらためて近年の暑さ事情を振り返ることは、商品の利用者さんにとって重要だと思っています。 そこで今回は、2024年を迎えた現在を機に、2023年の暑さを振り返り、これからの時代(2024年以降)に求められる紫外線対策についてお話していきます!
猛暑が続く地球沸騰の時代へ…。温暖化で夏だけが暑い季節ではなくなる!?
「地球沸騰の時代」
国連のグテーレス事務総長が、世界各地を襲う熱波を受けて使った表現です。
2023年の夏はとても暑く、世界的に地球温暖化に対する危機感が募りました。
みなさんは、2023年の夏が暑いと感じましたか?
東京都心では、1年間に観測する猛暑日の日数が過去最多を更新しました。
参照:来年も猛暑?今夏がこんなにも「暑くなった」根因 日本人科学者が語る世界各地で起こる熱波の背景(東洋経済ONLINE)
日中の日差しが強く、街では日傘をさす男性も見受けられるようになったといいます。
弊社としては、そのような暑さ事情に対応できるよう、男性が日傘を使うメリットに関する記事も公開したくらいです。
ただ、夏だけが暑かったことだけが問題というわけではありません。
実は、夏だけでなく秋の季節も温暖化によってむしばまれてきているようです…。
世界気象機関(WMO)によると、2023年10月は観測史上で最も暑い10月だったとのことです。
欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービス(C3S)によると、2023年10月の平均表面温度は15.30℃でした。過去に最もあたたかいとされる2019年10月よりも0.40℃高くなっています。
参照:世界の平均気温 10月も観測史上最も暑い10月に(DIAMOND online)
10月といえば世間では、9月より気温がぐっと落ちる日もあって、本格的に秋を感じ始める季節ですよね!
ただ、2023年の観測データをふまえると、2024年からは10月でも暑さを感じやすくなるかもしれません。
実際にすでにSNSでは10月でも暑さを感じているようなコメントがたくさん確認できます。
たとえば、「10月でも半袖が普通のように思えた」というコメントがありました。10月はすでに寒さを感じる時期ではなくなりつつあるようです。
「12月なのに暖かいを通り越して暑く感じる」「本当に12月なのかと疑ってしまう」などのコメントもありました。12月になっても暑いと感じる方がいるようです。さすがに12月に暑さを感じるという事態は、これまでになかった異常な状況ですよね。
国際農研のサイトでは、Geophysical Research Letters誌で公表された論文をもとに、これからの季節の長さについて言及されています。
1950年代には北半球で毎年予測できる範囲で四季が巡っていたけれど、気候変動が季節の長さと開始日を大幅に狂わせるようになっているとのことです。
気候変動対策が十分になされなければ、2100年までに北半球における夏が極端に長くなり、冬が短くなる恐れがあるとしています。
農業だけでなく、人々の健康にも大きな影響があるかもしれないとのことです。
地球が本当に大丈夫なのか、心配になってきますね…。
参照:255. 地球温暖化によって四季の長さが変わる(国際農研)
2024年以降は温暖化・猛暑を想定した新たな紫外線対策が必要!
2023年の夏が暑かったことから、2024年の夏はどうなるのか、不安に感じるかもしれません。
残念ながら、すでに昨年以上の猛暑になるという予想もあります。
当然、今までよりも暑くなれば、熱中症のリスクも高まります。
帽子を被っても頭が暑くなりすぎて、体調を崩してしまうことがないとは言い切れません。
とはいえ、紫外線対策において帽子は重要です。なるべく涼しくかぶれるような帽子を早めに探しておくことが大切でしょう。
また、温暖化によって暑い期間が長くなると、感覚的に夏の終わりも後ろにずれこんでいきます。人々が日焼け止めを使い続ける期間も長くなるかもしれません。肌が弱い方だと、日焼け止めを使いすぎて、肌トラブルが生じやすくなる恐れも…。
フェイスカバーのように肌の大部分を隠せるアイテムを導入するなどして、日焼け止めの使用頻度を減らすといった工夫も大切になるでしょう。
フェイスカバーは秋・冬の紫外線対策にもなりますし、防寒グッズや花粉対策アイテムとしても使い続けられます。いっそのこと、フェイスカバーを1年中使うというのも、シンプルでよい考えかもしれませんね。
このように、2024年以降は今までのUV対策が通用しなくなる恐れがあります。
もちろん、ここまで挙げたリスクはあくまで科学的根拠にもとづくわけではありませんので、正しいとは限りません。
しかし、いろいろと予想をしておけば、紫外線対策に失敗するリスクを減らせるのも確かです。各自で地球沸騰時代の紫外線対策について深く考え、準備を進めておきましょう!
丸福繊維は、オールシーズンUV対策アイテムを取り扱う会社として、引き続き今年も温暖化や猛暑の動向を追いつつ、紫外線に関する情報を発信していきます。
紫外線対策のヒントを見つけたい方は、今年もぜひ弊社のブログを定期的にチェックしてみてくださいね!
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