夏に帽子をかぶったとき、余計に暑く感じたことはありませんか? ただ、暑い季節には帽子をかぶるのが一般的であり、深く考えず帽子を装着している方も多いかもしれません。
今回は、涼しい帽子を着用すべき理由をおさらいしつつ、涼しい帽子の選び方について解説します。熱中症対策に役立つおすすめの涼しい帽子もご紹介! あわせてチェックしてみてくださいね。
涼しい帽子を着用すべき理由
帽子をかぶれば、太陽光を遮ることができるので、頭への照射を回避できます。そのため、紫外線対策や熱中症対策として帽子を着用するのが一般的です。
ただ近年は、温暖化の影響で気温が上昇傾向になっており、暑い季節に帽子を装着することで、熱中症が生じてしまうケースも危惧されています。
実際にSNSでは、「帽子が暑い 」「帽子はむしろ蒸れて暑い」「帽子とマスク、メガネがこんなに暑いとは思わなかった 」など、帽子は暑いというコメントが見受けられます。
暑さ対策に帽子が必須とのコメントも当然ながらたくさんあります。しかし、帽子を装着することで暑さを感じる方がいる事実も見過ごせません。
特に近年は、新型コロナウイルスの感染拡大によってマスクの着用が浸透していることから、帽子との併用で暑さを感じる人が出てきているようです。
今後は、熱中症対策をより意識して、涼しい帽子を選ぶことが重要になってくるでしょう。
涼しい帽子を選ぶときの基準
熱中症対策や紫外線対策として帽子を被るとき、暑苦しくて不快な思いをしてしまうことがあります。涼しい帽子が欲しいけれど、選び方がわからない方もいるのではないでしょうか。
そこで、涼しい帽子を選ぶときに着目してほしい基準について解説します。 日差しが強い時期でも快適に過ごせる帽子をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
内側が蒸れない
体感温度は湿度によって大きく変わることが知られています。たとえば、同じ温度でも湿度が高いとジメジメ暑く感じる一方で、湿度が低いとカラっと涼しく感じやすいです。
したがって、涼しい帽子を選びたいのであれば、帽子の内側が蒸れない製品が適していることになります。
吸収した汗を蒸散できる構造の帽子を探してみましょう。
通気性が高い
帽子は、通気性が高いと涼しく感じやすい傾向があります。たとえば、通気性の高い帽子を装着して自転車に乗ったとき、風が通って涼しく感じることもあります。
通気性の高い素材としては、綿などの天然繊維が挙げられます。その一方でポリエステルは、繊維に空間がないので通気性が悪く、熱がこもりやすいです。また、重みも感じやすいことから疲れやすいといえます。
なお、通気性が高いと風を通すことから、抵抗も少なく帽子が飛ばされにくいメリットもあるようです。帽子が飛んでしまうのが不安という方にも、通気性が高い帽子は適しているかもしれません。
熱を吸収しにくい
帽子は生地の色によって熱の吸収しやすさが異なります。たとえば、黒のような濃い色は熱を吸収しやすいため、温度が上昇してしまいがちです。
なるべく白色やアースカラーといった、色が薄い帽子を選ぶようにしましょう。
ただ、汚れが目立つ白色を避けたい方もいますよね。その場合は黄色も熱を持ちにくいため、候補として検討してみてください。
カバー範囲が広い
直射日光を遮る範囲が広い帽子であれば、首から上の温度が上昇するのを防ぎやすくなります。直射日光を防ぐだけで、5度以上の温度差が生じるとの実験結果もあるようです。
したがって、なるべくツバが広い帽子を選ぶことが暑さ対策につながります。
また、髪の毛は基本的に黒色なので、襟足も熱を吸収しやすいです。後頭部を覆える日よけ布が備わった帽子も検討してみるとよいでしょう。
ゆったりとしたサイズ感
頭と帽子の間に隙間があると通気性が高まるため、涼しく感じやすいです。反対に窮屈な帽子をかぶっていると暑く苦しくなってしまいます。
ゆったりとしたサイズ感を意識して帽子を選ぶようにしましょう。ただ、ぶかぶかな帽子だと風で飛んでしまったり、位置がずれやすくなったりする恐れがあります。
その点、スライドベルトがついた帽子だとサイズを調整できるので便利です。
熱中症対策におすすめの涼しい帽子
ここまで熱中症対策に適した涼しい帽子の選び方を解説しました。涼しい帽子の特徴をご理解いただけたのではないでしょうか。
ただ、さまざまなショップが帽子を販売していることから、自分で涼しい帽子を選べる自信がない方もいるでしょう。
参考に、熱中症対策におすすめの涼しい帽子として、弊社の「涼かちゃん」をご紹介します!
- 涼かちゃんは、気温が高くても涼しくかぶれる熱中症対策に適した帽子です。「-10℃の夏がくる」というテーマを掲げています。
- 日本化学繊維検査協会の測定では、UVカット率が99%以上であり、通気性が布帽子の約2.5倍という結果が得られました。
- 銀色の特殊素材であるダイオミラーを採用しており、太陽光を80%カットします。実験結果では、気温34度の状態が25分間続いても、ほとんど温度の上昇が見られませんでした。
熱中症対策ができる涼しい帽子をお探しであれば、ぜひ涼かちゃんを検討してみてください。
涼しい帽子を選ぶときの注意点
涼しい帽子を選んだ結果、使い心地が悪いと感じてしまうケースも想定されます。涼しい帽子を選ぶときに押さえておくべき注意点についても解説します!
視界を確保できるかチェックする
ここまで、涼しい帽子を選ぶときは、少しでも遮熱範囲を広げられるよう、カバー範囲の広い帽子を選ぶことが重要だとお伝えしました。
ただ、帽子をかぶって視界が狭くなってしまうようであれば、作業やレジャーで支障をきたしてしまいかねません。
したがって、視界を確保しやすい帽子を選ぶことも重要です。たとえば、樹脂ワイヤーで形を調整して、顔周りの視界を確保できるフードタイプの帽子があります。 また、つばの角度を自由自在に調整できる帽子も便利です。
ほかにも、視界を確保できる便利な機能があるかもしれません。帽子を選ぶときに意識して探してみるとよいでしょう。
涼しい帽子をさらに涼しくかぶる方法
涼しい帽子をご紹介しましたが、涼しい帽子をさらに涼しくかぶる方法もあります。夏を快適に過ごしていただけるよう、ぜひ試していただきたい方法をお伝えします!
汗取りバンドを併用する
帽子を涼しくかぶる方法として紹介したいのが、汗取りバンドの併用です。
汗取りバンドは、汗を吸収してくれる高吸湿繊維素材でできた頭用のバンドです。
帽子の内側からしたたる汗を吸水・放湿して、ウチミズ効果により真夏の作業やレジャーを爽快にしてくれます。
対策をしないと、汗をぬぐうだけで、暑く感じてしまいがちです。涼しい帽子を選んだあとは、汗取りバンドの導入も検討してみましょう。
まとめ
今回は、熱中症対策に欠かせない涼しい帽子の選び方について解説しました!
- 涼しい帽子は、内側が蒸れない、熱を吸収しにくい、カバー範囲が広いなどの特徴があります。
- 見た目を重視して選ぶ方もいるかもしれませんが、涼しさに関する特徴は大きく異なるケースがあるので、商品の性能をよく比較して選ぶことが重要です。
- 涼しい帽子を着用するときは、汗取りバンドを併用すると、さらに涼しく快適になります。帽子選びの際には、汗取りバンドの導入もぜひ検討してみてください!
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