オゾン層破壊とは? 紫外線増加の動向やリスク、対策などを解説!

オゾン層UVカット
オゾン層

近年、世界的に環境問題への取り組みが行われる風潮となり、あらためてオゾン層破壊の影響が気になり始めた方も多いのではないでしょうか。オゾン層が破壊されると、紫外線が増加する可能性があるといわれていましたが、現状が気になるところです。そこで今回は、オゾン層破壊の概要をおさらいしつつ、紫外線増加の動向やリスク、対策などを解説します。紫外線対策の必要性を詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてください!


オゾン層破壊とは?

地上から約10km~50km上空には、オゾン(O₃)が多く存在するオゾン層があります。オゾン層は、太陽光に含まれる紫外線を吸収する役目があり、地球の生物を守る存在です

しかし1970年代から80年代にかけて、南極上空のオゾン層が破壊されて穴ができていることが確認されます。

その後、フロンの1つであるCFCに含まれる塩素が、オゾンを分解してしまうことが原因だとわかりました。

フロンは、エアコンや冷蔵庫の冷媒、スプレーの噴射剤などに活用される物質です。温室効果ガスでもあり、地球温暖化に関係する存在でもありました。私たちは日常生活でフロンの使用を見直さなければならなくなったのです…。

世界では、1985年に「オゾン層保護のためのウイーン条約」が締結され、世界中でフロンの生産を止めることになりました。日本でもオゾン層保護法やフロン回収破壊法などが制定され、オゾン層を守る取り組みが推進されています。

STOP温暖化
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オゾン層破壊による紫外線増加の動向

ここまで紫外線に関係のあるオゾン層破壊の概要をお伝えしました。

気象庁ではこれまで、オゾン層破壊にともなう紫外線の増加は、人の健康に悪影響を及ぼすかもしれない点について言及していました。

”オゾン層破壊は、特に南極域の春季に発生するオゾンホールに顕著に現れています。 このようなオゾン層破壊に伴って、有害紫外線(UV-B)の増加による皮膚がんや白内障など人の健康への影響が懸念されています。”

引用:オゾン層・紫外線(気象庁)

ただ、近年は世界的なフロンガスの規制による成果が出ているのか、オゾンの量がゆるやかに増加しているようです。気象庁でも、つくばで観測されたオゾン全量が、1990年以降緩やかに増加していることを発表しています。

それでは紫外線が減るのではないかと思うかもしれません。しかし気象庁によると、つくばで観測された紫外線の量は、1990年以降に年々増加しているとのことです。

原因は気候変動によるエーロゾルの減少です。オゾン層と同様に紫外線を散乱・吸収する大気中の微粒子として知られています。

仮にオゾン層破壊の問題が完全に解決したとしても、紫外線増加に対する警戒は引き続き必要でしょう。

参考:紫外線の経年変化(気象庁)

オゾン層破壊等による紫外線増加が人に与える影響

ここまでオゾン層破壊やエーロゾルなどが紫外線増加に関係していることをご説明しました。オゾンは回復傾向が見られているようですが、いずれにせよ紫外線が増加していることがおわかりいただけたと思います。

したがって、紫外線の増加に備えて、紫外線が人に与える影響を知り、適切に対策することが重要です。引き続き、紫外線が人に与える影響について確認してみます。

皮膚に与える影響

紫外線が皮膚に過剰に照射されると、日焼けが生じます。炎症が起こって傷みをともなう場合もあり、酷い場合では水ぶくれが生じることもあるようです。そのほか、シミやしわなどの光老化現象や皮膚がんの原因になるともいわれています

目に与える影響

強い紫外線を受けると、数時間後に急性の紫外線角膜炎(雪目)になる恐れがあります。また、紫外線が弱くても長時間にわたって繰り返し受けると、白内障になるリスクもあります。手術を必要とする視力喪失につながる場合もあるようなので注意が必要です。

食生活に与える影響

陸上生物や水上生物に対する紫外線の影響が変わると、食料の量・質が変わる恐れがあります。紫外線が人間に悪影響を及ぼさなかったとしても、食生活の変化によって健康に悪影響が生じるリスクも想定されます。

オゾン層破壊等による紫外線増加に対する備え

オゾン層破壊
オゾン層破壊

紫外線は人間にとって悪影響を及ぼすリスクがあるとおわかりいただけたでしょうか。

オゾン層破壊の問題はまだ完全に解決されたわけではありません。また、エーロゾルの減少によって紫外線は増加し続けているので、日常生活でも引き続き紫外線対策は不可欠です。

ここからは、紫外線増加に対する備えを解説します。

フェイスカバーを装着する

紫外線は皮膚に日焼けや炎症、シミ、しわなどを生じさせるリスクがあることをお伝えしました。身体は衣類を装着しているので紫外線の影響を防ぎやすいですが、常に露出してしまう顔は特に紫外線の影響を受けやすいです。顔の露出部分を減らす対策としてフェイスカバーの利用を検討してみましょう

フェイスカバーは、顔の大部分を覆うことができるマスクです。鼻・口・首・耳などをカバーできるため、顔に対する紫外線の影響を大幅に防ぎやすくなっています。

息苦しくない製品もあり、散歩や車の運転をするときだけでなく、スポーツやアウトレジャーを行うときにも利用可能です。カラーやデザインの種類も増えてきているので、オシャレを楽しみながら紫外線対策を行えます。

【紫外線対策におすすめのフェイスカバー】

弊社では、紫外線対策におすすめの製品としてヤケーヌというフェイスカバーを提供しています

ヤケーヌは日常のさまざまなシーンで紫外線対策として着用できるフェイスカバーです。

大きな開口部を設けた上下2部式の構造となっており、吐いた息が自然と下に抜けます息苦しさを感じづらくなっているので、買い物や通勤などのシーンだけでなく、テニスやランニングなどのスポーツでも利用できます。

繰り返し洗濯してもUVカット効果が続くので、長く利用できる点も安心です。顔周りの紫外線対策に不安がある方は、ぜひヤケーヌの利用を検討してみてくださいね

サングラスやメガネ、帽子などを着用する

フェイスカバーは目や頭についてはカバーできません。サングラスやメガネなども併用して紫外線対策をすることも重要です

濃い色のレンズを装着すると瞳孔が開き、紫外線が目に入りやすくなります。必ずUVカット効果がある製品を選びましょう。

また、サングラスやメガネは側面の隙間から紫外線が入射することもあります。レンズが大きい製品やゴーグルに近い製品などを選んだり、帽子も装着したりするのが望ましいです。

まとめ

今回は、オゾン層破壊の概要をはじめ、紫外線増加の動向やリスク、対策などを解説しました。

オゾンは、太陽光に含まれる紫外線を吸収する役目がある大切な物質ですが、フロンによって破壊が進んでしまいました。

  • 近年は、世界的な取り組みによってオゾンが回復傾向にありますが、エーロゾルの減少により紫外線の増加が続いているのが実情です
  • 紫外線には、皮膚に炎症をもたらしたり、白内障を発症させたりするリスクがあります。今後も引き続き、日常生活では紫外線対策が必要です。
  • 顔周りは基本的に露出してしまうので、意識して紫外線対策をする必要があります

フェイスカバーやメガネ、サングラス、帽子などを有効活用して、紫外線対策を行ってみましょう!


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