冬の日焼け・乾燥・防寒対策はどうする?ウィンタースポーツの注意点。

ウインタースポーツ日焼け対策UVカット
ウインタースポーツ日焼け対策

寒さが本格化し、ウィンタースポーツシーズンがやってきました。スキーやスノーボード、屋外スケート、マラソン、ウォーキングなどで身体を動かす予定の人も多いのではないでしょうか。

ウィンタースポーツをするにあたって大切なのが、紫外線対策。冬は意外に日焼けけがしやすいため、対策は必須です。さらに、乾燥対策や防寒も冬の運動時には重要です

この記事では、ウィンタースポーツ時の紫外線対策が大切な理由、おすすめの日焼け対策、アフターケアなど、冬の肌を守る方法を解説します。

1.どうして冬の日焼け対策をしないといけないの?

冬は 夏と比べて日の光が弱いため、日焼け対策は必要ないと感じるかもしれません。しかし、冬も日焼け対策は重要で、特にウィンタースポーツの際は必ずケアするのをおすすめします

冬に日焼け対策をすべき主な理由は下記の通りです。

冬でもピーク時の3割ほどの紫外線量がある

冬は1年のうちで最も紫外線量の少ない季節ですが、ピークである夏と比べて約3割は紫外線が降り注いでいます

冬は紫外線量が少ないからといって対策をせずに長時間外で活動していると、日焼けしてしまう可能性は充分あります。

冬の紫外線は肌への影響が大きい

紫外線には「UV-A波」と「UV-B波」の2種類があります。

「UV-A波」と「UV-B波」
「UV-A波」と「UV-B波」

UV-A波

肌の奥深くまで浸透し、弾力やハリのもととなる「コラーゲン」を壊し、たるみやしわを引き起こします。肌の炎症・日焼けといった短期的な影響は少ないものの、長い期間をかけて肌に悪影響を及ぼす紫外線です。

UV-B波

日焼けによる炎症を起こす紫外線で、肌が真っ赤になる、水ぶくれができるといった症状を引き起こします。また、肌表面の細胞にダメージを与え、皮膚がんやシミの原因となります

冬はUV-B波の量は少なくなるものの、UV-A波の量は夏と変わりません。日焼け対策をしないと、やけどのような症状は出ないものの、気づかないうちに肌にダメージが蓄積するリスクがあります。

肌が乾燥してバリア機能が低下する

冬は湿度が低く、暖房を使用するため、肌が乾燥しがちです。肌のうるおいが失われると、紫外線のダメージを防ぐ「バリア機能」が低下します。そのため、冬の肌は紫外線の影響を受けやすく、充分な紫外線対策が必要です

雪の照り返し

雪は紫外線の80~90%を反射する
雪は紫外線の80~90%を反射する

ゲレンデなど雪が積もっている場所は、空から降り注ぐ紫外線だけでなく地面からの紫外線にも注意が必要です。アスファルトの紫外線反射率は10~20%なのに対し、雪は紫外線の80~90%を反射すると言われています

冬の紫外線量は少ないとはいえ、雪からの照り返しを考慮に入れると、夏と同じくしっかり紫外線対策をした方がよいでしょう。

2.冬の紫外線対策のポイントとは

主な 冬の紫外線対策を紹介します。

日焼け止めを塗る

日焼け止め
日焼け止め

夏と同じく冬も日焼け止めは必須です。ウィンタースポーツ時には、ウォータープルーフがおすすめです。身体を動かして汗が出ても、紫外線からしっかり肌をガードしてくれます

冬は紫外線の量が少ないため、街中で塗る時の日焼け止めはSPF10~20ほどで充分です。しかし、スキー場などで長時間にわたり強い紫外線を浴びる場合は、SPF50など数値の高い日焼け止めを使うとよいでしょう

フェイスマスクを身に着ける

鼻から首まですっぽり覆うフェイスマスクは、顔を日焼けから守ってくれます。特にスキーやスノボ―ドをする場合は、ゲレンデにいる時間が長く、照り返しによる日焼けが起きやすいのでフェイスマスクは必須です

また、防寒性が高い・乾燥を防げるといったメリットもあるので、冬の紫外線対策にぴったりのアイテムです。

マラソンやウォーキングなど街中で身体を動かす時も意外に紫外線を多く浴びているので、フェイスマスクでしっかり日焼け対策をしましょう。マスクマナーも守れて、一石二鳥です

ゴーグル

フェイスマスクだけでは、目の周りを日焼けから守るのは難しいため、紫外線対カット効果のあるゴーグルを使用するのもおすすめです。

特にスキー・スノーボードをする時は、ゲレンデからの照り返しにより目が炎症を起こす「雪目」という症状を防ぐために、ゴーグルをつけるようにしましょう

街中でのマラソン・ウォーキング時も、紫外線カット効果のあるサングラスをつけると、目とその周辺を紫外線からガードできます。

保湿ケア

乾燥によるバリア機能の低下を防ぐため、日ごろから保湿ケアを心がけ、紫外線の影響を軽減しましょう。

「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」といった保湿効果の高い成分が配合された化粧水を使い、肌にうるおいを補給。肌の水分が蒸発して乾燥しないよう乳液やクリームでふたをします

紫外線量の多い時間を避けて行動する

紫外線量は時間帯によって異なり、10~14時がピークです。屋外で身体を動かす場合は、できるだけこの時間を避けましょう

また、ピークの時間帯に活動する場合は、休憩中は日陰に行くなど紫外線を浴びないようにするのをおすすめします。

3.冬の日焼けのケアの仕方って?

どんなに 紫外線対策をしっかりしていても、日焼けしてしまう場合もあります。アフターケアをして、肌のダメージを軽減しましょう。

肌のほてりを冷やす

日焼け
日焼け

冬の日焼けは夏の日焼けとは違い、肌がめくれて火傷のようになるケースはあまりありません。日焼けによって肌がほてったようになった場合、濡れタオルやタオルで包んだ保冷剤、温度が低めのシャワーなどでクールダウンして、炎症をおさえましょう

保湿する

日焼けすると、肌から水分が失われて乾燥し、ダメージを受けやすい状態になります。赤みやほてりがおさまったら、化粧水でしっかり保湿しましょう

肌の状態が落ち着いた後は、シミ・ソバカス・くすみ対策として、美白成分を配合したスキンケアを使うのもおすすめです。

ビタミンなどしっかり栄養をとる

美肌効果のあるビタミンをしっかりとれば、身体の内側から日焼けをケアできます。特におすすめなビタミンは「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」の3種類です。

ビタミンA

ビタミンA
ビタミンAは老化を促進する「酸化」を防ぐ成分です

レバー・にんじん・小松菜などに多く含まれるビタミン。老化を促進する「酸化」を防ぎ、肌のうるおいを保ちつつ健やかに整えてくれる成分です。肌の生まれ変わりである「ターンオーバー」を促進する作用があり、シミの原因となる「メラニン」の排出を促します。

ビタミンC

ビタミンC
ビタミンCはシミの原因に根本からアプローチできる成分です

レモンやみかんなどの柑橘類やいちごなどに多く含まれています。メラニンが多く作られるのを防ぎ、シミの原因に根本からアプローチできる成分です。すでに生成されたメラニンを元の状態に戻す働きもあります。

ビタミンE

ビタミンE
ビタミンEは血行を促進する作用があります

卵やナッツ類、アボカドなどに多く含まれ、血行を促進する作用があります。血行が良くなると、ターンオーバーが促され、メラニンが蓄積しにくくなります

冬の日焼けには日焼け止めやフェイスカバーがおすすめ!

  • 冬は夏と比べて降り注ぐ紫外線の量は少ないものの、ピーク時の3割ほどは紫外線が降り注ぎます。そのため紫外線対策は必須です。
  • 冬の日焼け対策としては、日焼け止めフェイスマスクゴーグルなどがあります。もし日焼けをしてしまったら、冷やしてしっかり保湿しましょう
  • 夏だけではなく冬にも紫外線対策をしっかりすることが、健やかで美しい肌へとつながります
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